▼ 救助隊員の装備 ▼ |
通常の救助 |
救助隊員のフル装備です。
山岳救助などで地上に降下する場合には
写真の航空用ヘルメットは無線機、ヘリ機内の
インターホンのコードがあるため着用しません。
地上の救助隊員と同じ消防用保安帽を着用して
降下されるそうです。
おもな装備は以下のものです。
・ヘルメット
・ジャケット(消防・航空無線機を入れます)
・フルボディハーネス(救助縛帯)
写真のモデル:植村隊員
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▼ 救助隊員の装備 ▼ |
水難救助 |
水難救助の隊員装備は、救助縛帯を除き
水難救助専用です。
・水難救助用ヘルメット
・ゴーグル、シュノーケル
・ウェットスーツ
・フィン(足ヒレ)
・フルボディハーネス
写真のモデル:植村隊員
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■ ヘルメット ■ |
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航空隊専用のヘルメットです。
横のレバーのどちらかを下ろすとリフレクターが
ヘルメットの中から降りてきます。レバーは2本
あって、黄・黒の二色のリフレクタが装備されて
おり、一個25万円します。
もちろん機内での会話や無線に使うヘッドセットを
ヘルメットに内蔵しています。
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■ 隊員用救助縛帯(シットハーネス) ■ |
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隊員の降下、ダブルホイストでのピックアップ
などに対応する縛帯、つまり特殊なベルトです。
通常の岩登りなどのハーネスとは違い、
救助活動に適したレスキューハーネスです。
航空隊で使用されるハーネスはフルボディと
呼ばれる「胸」「腹」「腰」三ヶ所で加重を
かけることができるもので、多くの航空隊で
導入されています。救助隊員はこのフルボディ
を着用して活動し、整備担当の隊員はハーフ
タイプのハーネスを着用します。
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■ 安全確保ロープなど ■ |
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資機材庫にある、ヘリの機内で安全確保のために
機内に結ぶロープなどの棚です。
カラビナやATC(ロープ降下や途中での確保に
使用する器具)、ヘルメット(保安帽)、
航空用ヘルメットバッグ(棚の青い袋)、
ザイルなどがおいてあります。
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